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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】監督人事や巨額FA資金の最終決済は誰が? 実質は「阪急タイガース…」と感じた株主総会

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

監督人事や巨額FA資金の最終決済は誰が? 実質は「阪急タイガース…」と感じた株主総会

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
13日、大阪市内で行われた阪急阪神HDの株主総会

13日、大阪市内で行われた阪急阪神HDの株主総会【拡大】

 中田翔や中村剛也らFA砲の獲得方針があるとすれば、巨額資金の最終決済は誰がするのでしょうか。阪急阪神HDの株主総会が13日に行われ、「阪急」の統治がいよいよ鮮明になりました。「阪神タイガース」も阪急阪神HDのエンタテイメント・コミュニケーション事業部門の子会社です。今後の球団人事や編成計画などにも「阪急首脳」の意向が色濃く出てきますね。監督人事や巨額資金の必要な補強などは「阪神」だけの決済では前に進まなくなる可能性が極めて高いですね。

 30年以上も「阪神タイガース」を取材した者にとっては、なんとも複雑で寂しさが込み上げてきます。タイガースが「阪神」ではなく、「阪急阪神HDタイガース」になっていく。もっと言えば実質は「阪急タイガース」…。そんな思いで13日に行われた阪急阪神HDの株主総会の様子を聞いていました。

 「久万さん(元オーナー=故人)が生きていたら泣いているんじゃないか。阪神が実際、阪急にすべてのみ込まれた。こうなることは10年前に決まっていたことだけど、実際に目の辺りにすると悲しいですね」と話すと、ある球団関係者はこう返してきました。

 「資本主義だから…。阪神は阪急阪神HDの100%子会社。もっと言うなら阪急の100%子会社。これからは人事交流も進み、来年の4月の新入社員からはHDでの一括採用となる。もう阪急でも阪神でもなくなる。今の幹部社員も全員が阪急阪神HDに転籍して、そのまま当面は働くわけだからね。言ってみれば阪神の次長以上は全員が実際は阪急に持っていかれたのも同然だ」

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  • 阪急と阪神がつながる神戸高速線新開地駅のホームで並ぶ阪神の特急車両(右)と阪急の特急車両
  • 6月2日、甲子園での試合前に談笑する阪神・金本監督(左)と日本ハム・中田
  • 14日の阪神戦で三回、3ランを放つ西武・中村。獲得を進めようとすれば、巨額のFA資金が必要となるが…
  • 2002年2月21日、阪神のオーナーだった久万さん(右)はキャンプを視察し、星野監督(左)らを激励。“阪神愛”にあふれる経営者だった
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