9回、ヘルメットを飛ばしながら空振りするオリックス・小谷野=ZOZOマリン(撮影・戸加里真司) (パ・リーグ、ロッテ2-1オリックス、7回戦、ロッテ5勝2敗、27日、ゾゾマリン)底が見えない。屈辱的な負の数字を刻んだ。泥沼の9連敗で2003年8月の球団ワースト記録に並ぶ月間19敗目(3勝)。オリックス・福良監督は嘆き節だった。
「これだけ点が入らないと、勝ちようがない。1、2打席ならわかるけど、最後まではね…」
二木の前に八回まで三塁すら踏めず、沈黙。九回二死からT-岡田の12号ソロで完封を阻止するのが精いっぱいだった。
試合前のアクシデントも痛かった。開始直前に5番で起用したモレルが右膝痛を訴えた。一回の守りから交代させざるをえなくなった。「急に言われても、痛い。ダメやったらあそこ(5番)に置いていない」と将。もっと早く報告があれば…。構想が崩れ、士気低下にもつながる離脱にあきれるしかなかった。
9カード連続の負け越しで借金「9」。最下位ロッテとは3・5差だ。チーム最年長36歳の小谷野は「忍耐強くやっていくしかない」とナインの総意を代弁。とにかく、あがき続けるしかない。 (小松真也)