2017.5.13 13:00

【球界ここだけの話(904)】オリD2・黒木、“元祖”ジョニーが認める気迫あふれる投球

【球界ここだけの話(904)】

オリD2・黒木、“元祖”ジョニーが認める気迫あふれる投球

オリックス・黒木優太

オリックス・黒木優太【拡大】

 3、4月度の月間MVPにオリックスの金子、T-岡田が輝いたが、開幕ダッシュを支えたルーキーの存在も忘れてはいけない。ドラフト2位・黒木優太投手(22)=立正大=だ。

 持ち味の150キロ超の直球を武器にオープン戦から結果を残し、守護神・平野につなぐ「八回の男」の地位を確立した。13試合で10ホールドを挙げ、防御率は0・69(5月12日現在)。登板2試合目に1失点しただけで、あとは全てスコアボードに「0」を刻んでいる。本人は常々、「まだまだ反省しないといけないことがある」と意識を高く持つが、申し分ない働きを見せている。

 そんな右腕が感激する出来事があった。4月上旬の日本ハム戦。福良監督に「あいさつにいくか」と連れられ、足を運んだのは、日本ハムの黒木1軍投手コーチの元。初対面で緊張の面持ちでいると、いきなり「おお! ジョニー!!」と声をかけられたという。

 「報道で僕のことを知ってくれていたみたいで。うれしいですよね」

 というのも、若武者が球団にお願いして、身につけた背番号は「54」。昨年11月の仮契約の際に「黒木といったら54。ロッテの黒木(知宏)さんに負けないようにオリックスの黒木を築き上げたい」と宣言していた。「ジョニー」のニックネームで愛された魂のエース・黒木のように気迫あふれる投球でファンを魅了したい、という思いにあふれていた。“元祖”からのエールはその発言を知り、活躍する後輩を認めてのことだろう。

 チームは5月に入り、苦境に立たされている。だが、若い力が必ず、再進撃の原動力になる。本家公認の「オリのジョニー」の投げっぷりに今後も目が離せない。(小松真也)

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