8回、交代を告げるオリックス・福良監督=ヤフオクドーム福岡(撮影・仲道裕司) (パ・リーグ、ソフトバンク7-0オリックス、8回戦、ソフトバンク5勝3敗、11日、ヤフオクD)弱り目に祟り目だ。今季ワーストの散発2安打で2度目の零封負け。同一カード3連敗の試合後、オリックス・福良監督は自ら口を開いた。
「点数をとれないですね。点数をとれないと、どうしようもない」
3盗塁を決め、苦手のバンデンハークを揺さぶった。しかし、肝心の一打が出ず、難敵に3年越しの7戦7敗だ。T-岡田も4番では打率・214(28打数6安打)、14三振と苦しんでおり、指揮官は「そこはあります」とクリーンアップの並び替えを示唆した。
追い打ちをかけるような凶報も。腰痛で2軍調整中の吉田正が前日10日の実戦復帰の影響で患部の張りを訴え、練習を回避。期待の大砲の12日の西武戦からの1軍昇格案が白紙になった。指揮官も「様子を見ながら」と経過を観察し、再びファームで実戦を踏ませ、万全を期す考えだ。
5月は9試合で18得点に止まり、2勝7敗。福良監督は苦境にも「目の前の試合をどうするか」と必死に前を向いた。 (小松真也)