(セ・リーグ、ヤクルト3x-2広島=延長十二回、7回戦、広島4勝3敗、9日、神宮)ヤクルトは同点で迎えた延長十二回、先頭の代打・大松尚逸内野手(34)が右越えサヨナラ本塁打を放ち、チームに勝利をもたらした。昨季限りでロッテを戦力外となり、今年2月にテスト生からヤクルトに加入した苦労人が3年ぶりとなるアーチ。お立ち台では「感無量。本当にうれしい。頼むから入ってくれという感じでした」と喜びに浸った。
神宮の夜空に高々と白球が舞い上がった。大松が右翼席へサヨナラ本塁打。広島・中田の投じた4球目、内角の変化球をとらえた。「とにかく勝つというそれだけ、いつ来てもいいように準備していた」と一発を振り返った。
昨年5月に右アキレス腱(けん)を断裂。長期のリハビリを余儀なくされたが、あきらめなかった。背番号は「66」。一度は地獄を見た男は「もっと状態を上げて、チームの貢献したい」とさらなる活躍をファンに誓った。
「本塁打が欲しい場面で、素晴らしかった」
「安打の延長。狙いはしないけれど、点が入りやすい」