9点差をひっくり返した6日のウイニングボールが、甲子園歴史館に展示された (セ・リーグ、阪神6-0広島、9回戦、阪神6勝3敗、7日、甲子園)知人の某大学教授の心理学者がいつもタメ息まじりに言っていた。
「阪神ファンは母性本能をくすぐる…」
正直にいえば八回裏に鳥谷の犠飛で6点目が入ったとき、大阪・難波の編集局は沸いた。それにCD席の澄田垂穂はやっと安心して…紙面構成を考え始めた。いままでどれだけビクビクし、ヒクツな人生にさいなまれてきたことか?
小さな子どもは朝目覚めてからは母親の都合など一切認めない。どんなに母親がてんてこ舞いしていてもママ、ママと呼ぶと来てくれて、思うがままにしてくれる…と思い込んでいる…と心理学者はそこに阪神ファン心理を見る。
実は…八回裏に阪神が6点目を取ったときに大喜びされた方は…純粋な方が多い。ヒネクレ者の私めは思わず「9日からの巨人戦にとっとかんかい!」と思った。小さくテレビに向かって叫んだ。つい最近まですがりつくような願いで女々しかったクセにいまや堂々とゼイタクな要求を口走る。こんな男に誰がしたぁ…(金本知憲よ、ありがとう!)おかしい? 何とでも言え。5連勝だ。41点だ。平均8・2点だ。しかも広島相手に同一カード3連勝だ。広島戦は平均8・6点だ! どうだ、おそれいったか。