五回に本塁打を放った鈴木は、ハイタッチで仲間と喜びを分かち合った(撮影・佐藤雄彦)
先発のロッテ・二木=ZOZOマリンスタジアム(撮影・佐藤雄彦) ギャラリーページで見る (パ・リーグ、ロッテ4-1ソフトバンク、8回戦、ソフトバンク7勝1敗、6日、ゾゾマリン)ロッテは6日、ソフトバンク8回戦(ZOZOマリン)に4-1で勝ち、連敗を5で止めた。昨季から9連敗、今季は7度対戦して一度も勝利していなかった相手にようやく一矢報いた。
伊東監督は深いため息をひとつ。
「長かった。なんとか逃げ切れた。先発も中継ぎもよく頑張った」
2-0でリードの九回に一気に逆転された前日の悪夢は簡単には消えない。試合前「球場に来るのが嫌だったなんて、何年ぶりか」と苦しい胸のうちを明かしていた。
苦境を救ったのは、ここまで今季ただ1人、先発投手で負けなしの二木だ。野球を始めた小学5年のとき、初めて手にしたグラブは同じ鹿児島出身でファンだったソフトバンクの川崎モデル。憧れの選手を先頭打者に迎えて、初対戦した。「緊張したけど、うれしかった」と見逃し三振に抑えて勢いに乗る。海側から吹き付ける13メートルの強風を味方につけ、「最初は制球に苦しんだけど。フォークが落ちた。風がなかったらどうなっていたか」と振り返った。
「1つ勝ったくらいじゃ喜べないけど、きのうの負けは忘れられる」と伊東監督。反転攻勢をかけられるか、カード3戦目が勝負になる。 (芳賀宏)