2017.4.29 13:00

【球界ここだけの話(890)】エースの心意気がオリックスをけん引! テューズデー金子が21年ぶりのリーグVの鍵

【球界ここだけの話(890)】

エースの心意気がオリックスをけん引! テューズデー金子が21年ぶりのリーグVの鍵

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
マスコットのベル(右)とファンの声援に応えるオリックス・金子(撮影・仲道裕司)

マスコットのベル(右)とファンの声援に応えるオリックス・金子(撮影・仲道裕司)【拡大】

 エースの心意気が2位と好調のオリックスを引っ張っている。4月の登板予定を終えた金子千尋投手(33)の月間成績は5試合に投げ、4勝0敗、防御率1・70。圧倒的な数字を残した。

 振り返れば、昨年の契約更改交渉の席。開幕ダッシュを目標に掲げ、心の持ち様を変えることを口にしていた。

 「いままでは気持ちの部分で開幕を80%で迎えられたらと思っていましたが、そこに100%に持っていける調整ができたら」

 有言実行へ首脳陣との話し合いが2月の宮崎キャンプ中にあった。福良監督は回想する。

 「びっくりしましたね。間隔を空けた方がいいものだと思っていたので」

 指揮官は当初、4月に1週間に4試合しかない変則日程の3週目の大黒柱の先発を飛ばす考えでいた。理由は4月25日から始まる8週連続6連戦に備え、「エースを6連戦の頭、火曜日で使いたい。流れをつくりたい」というもの。3月31日の金曜日の開幕戦を託せばその後、火曜日にローテを回すには登板間隔を頻繁に縮めていかなければいけない。過去2年、故障に苦しんだ背番号「19」を考慮し、そのプランを伝え、意向を聞いたが…。

 「間隔を空けるぐらいなら、詰めさせてください」

 福良監督は決意に満ちた返答に腹をくくった。金子も結果で応えた。

 今年初めて、中5日で先発した4月20日の日本ハム戦(東京ドーム)で8回1安打1失点の快投を見せると、続く26日の西武戦(京セラ)は3失点完投勝利。そして3度、登板間隔を狭め、5月2日の楽天戦(Koboパーク)に向かう予定だ。満を持して、6連戦の頭、火曜日のマウンドに立つ。

 2年連続で7勝に止まった2014年の沢村賞投手が今季にかける気持ちは並大抵のものではない。21年ぶりのリーグVへの道は「テューズデー金子」が命運を握っている。(小松真也)

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