2017.4.26 13:00

【球界ここだけの話(887)】2軍で汗を流すヤクルト・川端 「投高打低」のチームに背番号5の復帰が待たれる

【球界ここだけの話(887)】

2軍で汗を流すヤクルト・川端 「投高打低」のチームに背番号5の復帰が待たれる

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サンスポ記者の球界ここだけの話
椎間板ヘルニアのため2軍調整中の川端慎吾(3月26日撮影)

椎間板ヘルニアのため2軍調整中の川端慎吾(3月26日撮影)【拡大】

 最下位に沈むヤクルト。昨季はチーム打率(・256)でセ・リーグ2位を誇った打線が・223(25日現在)で、リーグワーストと不振に陥っている。そんな中、首脳陣もファンもこの男の復活を待っている。選手会長・川端慎吾内野手(29)だ。2月の沖縄・浦添春季キャンプ中に椎間板ヘルニアを発症。以後、2軍での調整が続いている。

 「まだ早かったのかな、と。開幕に間に合わせようと急ピッチでやっていた。ヘルニアの症状が完全になくなってからの方がいいのかな、と思う。こんな状態では(試合に)出られない。治して万全の状態で(1軍に)いかないと」

 川端は必死に、慎重に歩みを進めている。体の左側に症状が出ており、「左側が弱い状態。バランスが悪い」と説明。現在は筋力が落ちている左足と右足でトレーニングでかける重さも違うほど。少しでも元の状態に戻すため汗を流している。

 選手会長でもある川端。だからこそ、チームを思う気持ちは人一倍だ。「1軍の試合を見ていると早く、早くと思ってしまいます。早く(1軍に)いかないと、と思うけど、何とかその気持ちを抑えながらやっています」。焦る気持ちを抑え、けがを治すことを最優先にしている。

 「ほぼ毎日見ている」という1軍の試合。昨季とは違い、「投高打低」のチームにとって、川端の復帰は誰もが望んでいることだ。2015年には14年ぶりのリーグ優勝に貢献。自身初のタイトルでもある首位打者に輝いた。現有戦力で戦わなければいけないが、不調の打線を見たとき、川端の存在の大きさに改めて気づかされる。

 「治らないのかな、と不安になったときもあった」と川端。日々、リハビリと自身の中での葛藤を繰り返す。16年ぶりの日本一を目指す上で精神的支柱としても、背番号5は欠かせない。焦らず、でも一日でも早い1軍復帰を待ち望んでいる。(赤尾裕希)

  • 3月28日、イースタン・リーグのロッテ戦で一回、内野ゴロに倒れた川端
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