2017.4.23 13:00

【球界ここだけの話(884)】広島・緒方監督が暴言で退場処分…選手、コーチの本音は?

【球界ここだけの話(884)】

広島・緒方監督が暴言で退場処分…選手、コーチの本音は?

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サンスポ記者の球界ここだけの話
19日のDeNA戦、小窪の一塁アウトの判定をめぐって塁審に抗議し、退場処分を受けた緒方監督

19日のDeNA戦、小窪の一塁アウトの判定をめぐって塁審に抗議し、退場処分を受けた緒方監督【拡大】

 ファン、ナインの怒りを代弁するような猛抗議にスタジアムがヒートアップした。広島・緒方孝市監督(48)が19日の広島-DeNA2回戦(マツダ)で審判への暴言で退場処分を受けた。六回の田中、七回の小窪の遊撃へのゴロが一塁アウトになった判定を不服とし、一塁塁審の山路哲生審判員に鬼の形相で向かっていった。

 「2度目だぞ!!」

 「どこをみている!?」

 身ぶり手ぶりの猛抗議は約2分におよび、「抗議を超える暴言があった」(山路審判)として「退場」を宣告された。指揮官にとっては選手、コーチ時代も含めて初めての退場処分。それぐらい熱くなっていた。

 試合後、田中は「どうみてもセーフですよ。僕も(審判に抗議に)いきたかったけど、監督がいってくれました」と感謝を示した。

 顔を真っ赤にして、審判に熱く抗議をする姿にカープファンは懐かしく思った人もいるのではないだろうか。もともと広島は情熱的な指導者が多く、マーティ・ブラウン氏(2006年-09年まで広島、10年は楽天)もその一人だ。

 NPBで通算5シーズン指揮を執り、監督としての退場数は史上最多の「12」。監督歴10年以上を誇り、闘将として知られている星野仙一氏(楽天など)が「6」。瞬間湯沸かし器っぷりが分かるだろう。

 広島市民球場時代の2006年5月7日の中日戦で一塁ベースを引っこ抜いて放り投げて審判に抗議した「ベース投げ事件」は伝説として語り継がれている。ほかにも、ホームベースを土で隠す「ベース埋め事件」、球審の位置に自身が身につけていた靴と帽子を置いて「無言の抗議」をするなど退場のシーンは名物になっていた。

 当時は内野守備走塁コーチとしてブラウン政権を支えていた高コーチは「そういうこともあったね。『またか』っていうのはあったかもしれないね」と苦笑い。ただ「ときには監督がいくことも大事なこと」と明かしてくれた。

 現在(23日時点)チームは4連敗&3カード連続負け越しでトンネルに入りかけている。指揮官が退場してまでこだわった一球に懸ける執念を取り戻してほしい。(柏村翔)

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