2017.4.21 08:00

【荒木大輔 ピッチbyPitch】マー君、すべての球種が低めに集まっていた

【荒木大輔 ピッチbyPitch】

マー君、すべての球種が低めに集まっていた

特集:
田中将大
ホワイトソックス戦に先発したヤンキース・田中=ニューヨーク(共同)

ホワイトソックス戦に先発したヤンキース・田中=ニューヨーク(共同)【拡大】

 ヤンキース9-1ホワイトソックス(19日=日本時間20日、ニューヨーク)今季の田中は立ち上がりに不安があった。一回は先頭から連続三振を奪ったが、いずれもフルカウントから。二回にも四球とフルカウントが1度ずつあり、慎重になっていたのだろう。二回のピンチはバックの好守があり、攻撃陣は一、二回で4得点。これで投球のリズムをつかんだ。

 この日はすべての球種が低めに集まっていた。三回以降は危なげなく、四回に失点してもずるずる崩れる要素はまったくなかった。

 立ち上がり以外に残った課題は、右打者に投げにくそうだったこと。外角のボールゾーンから入れてくるツーシーム(通称バックドア)の制球に苦労し、田中ほどの投手でも感覚をつかみかねている様子だった。

 小さく動く球種は制球ミスが命取りになるとはいえ、あえてアバウトに投げる勇気も必要。左打者の打席のベース寄りのライン上あたりに投げておけばOKくらいの意識で、強く腕を振る。こうすれば指を押し込めるから、危険なゾーンに抜ける心配も少なくなる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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