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【球界ここだけの話(882)】DeNA・田中浩は反応で“跳ぶ” 34歳ベテランのヘッドスライディング

【球界ここだけの話(882)】

DeNA・田中浩は反応で“跳ぶ” 34歳ベテランのヘッドスライディング

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サンスポ記者の球界ここだけの話
3月31日の古巣・ヤクルトとの開幕戦。田中浩はセレモニーで筒香と力強くタッチをかわす

3月31日の古巣・ヤクルトとの開幕戦。田中浩はセレモニーで筒香と力強くタッチをかわす【拡大】

 迷いなく、ためらいなく、力強く、跳んだ-。長い野球記者人生で何度も目にしてきたプレーだが、この男のヘッドスライディングは強く印象に残っている。ヤクルトを自由契約となり、今季からDeNAに加入した田中浩康内野手(34)だ。

 4月2日、開幕から1勝1敗で迎えた3戦目のヤクルト戦(神宮)。4-4の同点の六回、先頭でこの日3度目の打席に立った田中浩は、三遊間の深いところへゴロを放った。先頭打者が出塁すれば得点できる確率は上がる。しかも終盤に差し掛かろうかという場面で、勝ち越し点がほしい。打球を処理する遊撃手・大引との競争。田中浩は“ゴール”の手前から勢いよく、頭から突っ込んだ。

 結果はアウト。ユニホームの前面をアンツーカーの赤褐色に染め、淡々と三塁ベンチに戻る姿に神宮球場の観客から温かい拍手が送られた。7日の中日戦(ナゴヤドーム)では、2-4の四回無死一塁から左翼線への一打。相手がクッションボールの処理にもたついたこともあり、ヘッドスライディングで三塁ベースに到達した。

 「勝手にそうしているだけですよ。できればやりたくないと思っています。けがだけではないんですけど、自分の中でもリスクはあると思っている。だから、やろうという気持ちはないんだけど、無意識にやっていますね」

 シューズのひもを結び直しながら、田中浩は少し照れくさそうに話してくれた。足からのスライディングに比べて、頭からいくと体への衝撃は大きく、突き指や相手野手に手を踏まれる可能性もある。

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