2017.4.20 13:00

【球界ここだけの話(881)】マー君、楽天の“弟子たち”の活躍を願いながら世界一を目指す

【球界ここだけの話(881)】

マー君、楽天の“弟子たち”の活躍を願いながら世界一を目指す

 “師匠”として、先輩として「ビシッと」しないといけない。何より、チームのエースを自覚するからこそ、結果も内容も求められることは百も承知だ。ヤンキースの田中将大投手(28)が14日(日本時間15日)、ヤンキースタジアムで行われたカージナルス戦で先発し、6回1/3を投げ5安打3失点。今季初勝利を挙げた。

 「それは気付いていましたよ、俺だけだなぁ…と。みんな勝っているし、松井は抑えなのに、開幕戦で勝ったんでしたっけ? それは分かっていましたよ」

 「それ」とは“チーム・マサヒロ”で今季1勝目が「まだ」だということ。オフに自主トレをともにするメンバーの楽天・辛島、則本、釜田、松井裕はすでに白星を手にしていた。開幕時期やそこまでの登板回数に差があれど、田中自身は開幕2戦目までを終え、納得のいかない結果と内容だった。後輩たちはスマートフォンやテレビ中継で田中の投球を常にチェックしている。時差的にも日本時間で、楽天メンバーが球場に着くころや、ロッカールームで練習の用意をしているころは、米国時間で試合が行われている時間帯だ。だからこそ、面目を保つために好投したかった?

 「そこは正直、考えてはいなかったですけど、そういう現状にあるというのは、分かっていました。次は本当にビシッと。1戦ずつよくはなってきているので、ビシッと次はいけるように、また投げたい」

 そう誓ってから、中4日。19日(日本時間20日午前8時5分)は、ホワイトソックス戦に臨み、7回1失点の好投。これからも後輩たちの目標であり続ける存在には変わりない。田中も“弟子たち”の活躍を願いながら、ヤンキースの2009年以来となるワールドシリーズ制覇を目指している。(山田結軌)

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