2017.4.7 13:00

【球界ここだけの話(868)】ヤクルト・中村、古田氏をほうふつとさせるセーフティーバント 背番号27を実力で勝ち取る決意

【球界ここだけの話(868)】

ヤクルト・中村、古田氏をほうふつとさせるセーフティーバント 背番号27を実力で勝ち取る決意

セーフティーバントを成功させるヤクルト・中村悠平 

セーフティーバントを成功させるヤクルト・中村悠平 【拡大】

 昨シーズン、打撃不振に陥ったヤクルト・中村悠平捕手(26)が好調な滑り出しを見せた。3月31日のDeNAとの開幕戦で3安打3打点を記録すると、そこから3戦連続安打を放った。

 昨年は打率・187と低迷し、シーズン終盤はベンチを温める機会も多かった。「悔しいシーズンを2度と送りたくないという気持ちが原動力になっています。昨年から取り組んできたフォームのおかげで、ファウルにならなくなったし、甘い球を打ち損じなくなった」。

 技術的には、トップをしっかり作ることだという。練習に付き添ってきた宮出打撃コーチによれば、「トップを作ったあとに体からバットが離れていた。そうなるとバットが遠回りする。昨年も修正に取り組んだが、良かったり悪かったり。でも今年はずっといい」と話す。

 中村は「投球の半分以上はアウトコースですから、外の球をどう打つかがテーマです。外の球でフライを上げているようじゃダメ。しっかり打てるように取り組んできました」と自信を深めた。

 小技も効いた。4月1日の開幕2戦目の四回には、畠山のソロが飛び出した直後の打席で三塁前へセーフティーバントを決めた。かつてヤクルトの不動の正捕手だった古田敦也氏も、ときおり意表を突くセーフティーバントを見せていた。

 背番は52の中村は、古田氏が背負った27番について「実力で勝ち取りたい」と憧れを抱く。昨年は悔しさが残る1年だったが、優勝した一昨年はセ・リーグのベストナイン捕手。どん底を味わった男の逆襲が始まる。(吉村大佑)

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