2017.3.25 13:37

【球界ここだけの話(855)】黒田博樹氏が広島のオープン戦で始球式 当初は引退試合として大規模セレモニーが予定されたが…

【球界ここだけの話(855)】

黒田博樹氏が広島のオープン戦で始球式 当初は引退試合として大規模セレモニーが予定されたが…

18日の広島と日本ハムのオープン戦で始球式に臨む黒田博樹氏。奥はジョンソン

18日の広島と日本ハムのオープン戦で始球式に臨む黒田博樹氏。奥はジョンソン【拡大】

 マツダスタジアムにはオープン戦では異例の2万8000人以上が集まった。18日の日本ハム戦で「黒田博樹特別試合」を開催。黒田博樹氏(42)が永久欠番となった自身の背番号「15」のユニホームに袖を通し、始球式を務めた。

 「やっぱりいいものですね。気持ち良かったです。マウンドに立ってみて、また野球がやりたくなりました」

 本拠地での登板は昨年10月14日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦以来。この日先発のジョンソンに配慮し、あえてピッチャープレートを外したところからストライク送球した。

 この日の試合では緒方監督をはじめ、コーチ陣、選手は「KURODA」のネーム入りの背番号「15」を着用。黒田氏が入団した1年目(1997年)のユニホームをモチーフにした特別仕様のデザイン。球団の計らいに黒田氏は「すごくうれしい半面、ちょっと恥ずかしいです。でも感謝しています」と照れ笑いを浮かべた。

 そもそも、今回の特別試合は黒田氏の現役最後の登板が10月25日の日本ハムとの日本シリーズ第3戦(札幌D)だったため、球団側が企画。当初は引退試合として大規模なセレモニーを予定していたが、らしい理由で断った。

 「自分の中では去年の最後の登板がひと区切りだった。最後の最後に真剣勝負ができたので。始球式だったら、チームに迷惑をかけないと思いました」

 この日は広島市内の本通り商店街に寄贈されるピッチャープレートの設置記念セレモニー、記念レリーフの除幕式、チャンピオンズリングの贈呈式に出席。始球式の後、スタンドからゆっくりと試合を観戦した。

 「いちOB、ファンとしてカープを応援したいです。セ・リーグを連覇して、日本一を目指して頑張ってほしいです」

 後輩に33年ぶりの日本一を託した黒田氏。カープの黄金時代到来を願って、静かに球場を後にした。(柏村翔)

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