2017.3.22 13:00

【球界ここだけの話(852)】WBC取材で感じた日米文化の差 塁審は西武・炭谷に「そんなファーストミットがあるのか」(1/2ページ)

特集:
WBCニュース
サンスポ記者の球界ここだけの話
ドジャースとの強化試合で7回終了時、一塁守備についていた炭谷(手前)のミットについて確認をする一塁塁審=アリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチ(撮影・荒木孝雄)

ドジャースとの強化試合で7回終了時、一塁守備についていた炭谷(手前)のミットについて確認をする一塁塁審=アリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチ(撮影・荒木孝雄)【拡大】

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)米国との準決勝を戦った日本。16日(日本時間17日)から米国に入り、メジャー球団との練習試合などで調整してきた。現地では日米文化の違いに気づく。

 米アリゾナ州グレンデールで行われた19日(同20日)のドジャースとの練習試合。記者室がこんでいたため、内野スタンドに座って観戦した。日本の打者の凡退が続くと、「ノーパワー!!」と野太い声のやじが飛んだ。振り返ると声の主は上半身裸の男性ファンだった。確かに気温は35度近くの猛暑だったが…。

 スタンドを見渡すと、ほかにも上半身裸で日光浴をしているファンがチラホラ。日本の球場では見たことがない光景に驚いた。

 二回の日本の攻撃中。鈴木誠也外野手(22)=広島=が空振りした際、手からすっぽ抜けたバットが三塁側内野席へ飛んでいくと、男性ファンがキャッチ。球場内は拍手喝采に包まれた。だが、三塁コーチを務めていた大西崇之外野守備走塁コーチ(45)がファンからバットを回収すると、場内は大ブーイング。記者の隣の席に座っていた甲子園で阪神戦の観戦経験もあるという米国人男性が、日本語で説明してくれた。

 「プロ野球選手はお金持ちと思われているから、バット1本をなんでファンから取り返すんだよ、と。危ない目に遭わせた代わりに1本ぐらい、あげてもいいじゃないか。そういう意味のブーイングだよ。文化の違いだから、分からないのも仕方ないよ」

【続きを読む】

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. WBC
  4. 【球界ここだけの話(852)】WBC取材で感じた日米文化の差 塁審は西武・炭谷に「そんなファーストミットがあるのか」