2017.3.21 13:00

【球界ここだけの話(851)】WBC日本代表で大きな役割を果たすアストロズ・青木の変化 「イチローイズム」を次代に引き継ぐ(1/2ページ)

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3月16日、渡米前に会見した青木は並々ならぬ決意を口にした

3月16日、渡米前に会見した青木は並々ならぬ決意を口にした【拡大】

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の奮闘が、列島を沸かせている。戦前は苦戦必至との声もあったが、フタを開けてみれば1、2次リーグの6試合を全勝して米国へ。小久保裕紀監督(45)を中心にコーチ、選手だけではなくスコアラーら裏方も含めて一体となった日本らしい戦いぶりが、国民の共感を得た。

 その中で大きな役割を果たしたのが、チームでただ一人の大リーガー、青木宣親外野手(35)=アストロズ=であることは間違いない。その献身ぶりは誰もが、ご存じだろう。イニングの合間に円陣を組むなど、ことあるごとに選手に声を掛けてチームを鼓舞。精神的支柱として侍ジャパンを引っ張った。

 失礼を承知で指摘するが、ヤクルト時代はこういうタイプの選手ではなかった。大リーグ移籍前年の2011年、ヤクルト担当だった私の目には職人かたぎの選手に映った。悪くいえば自分優先主義。自身の打撃が最優先であり、打撃不振に陥れば守備のパフォーマンスも落ちた。「守っているときも、打撃のことを考えている」。チーム内でそう指摘する人は、少なくなかった。

 それから6年。野球への向き合い方は大きく変わっていた。06、09年のWBC日本代表の一員だった男が、ある覚悟を持って今大会に臨んだことを16日の米国出発前会見で改めて知った。

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