2017.3.20 08:00

【荒木大輔 ピッチbyPitch】日大三・桜井 バリエーション身につければ更に進歩できる

【荒木大輔 ピッチbyPitch】

日大三・桜井 バリエーション身につければ更に進歩できる

先発の日大三・桜井=甲子園球場(撮影・永田直也)

先発の日大三・桜井=甲子園球場(撮影・永田直也)【拡大】

 第89回選抜高等学校野球大会第1日第2試合(日大三5-12履正社、19日、甲子園)日大三・桜井は、昨秋の東京都大会から比べて、コントロールがまとまっていた。俗に言う「ひと冬、越えて、成長した」。走り込み、投げ込みの成果が出ていることが、よく見て取れた。

 三振の山を築いたスライダーも、キレと精度が増していた。ただ、カウントを取る球も、勝負する球も、どちらもそのスライダー。試合の中盤から後半になると、抜けたり、浮いたりしてくる。履正社のような強力打線が相手だと、スライダー頼みでは苦しくなる。

 もうワンランク、アップするには、どうすればよいか。この日の中盤に投げていたように、新たに覚えたチェンジアップをまじえていくのも、有効だろう。

 それ以前に、「クロスファイア」で押していくことも、必要になる。右打者には内角に食い込み、左打者には外角へ決める、あの直球だ。

 振ってこられても、勇気を持って投げること。ファウルでカウントを稼げるようになること。すべての球でアウトを取る、と結果を求めすぎず、稼ぎ、つり、誘い、打ち取る-というバリエーションを身につければ、まだまだステップアップできる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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