2017.3.14 13:00

【球界ここだけの話(844)】ヤクルトD1・寺島の現在地と胸の内…悔しさあるが「けがをプラスに」

【球界ここだけの話(844)】

ヤクルトD1・寺島の現在地と胸の内…悔しさあるが「けがをプラスに」

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
11日に戸田球場でランニングをする寺島。1軍昇格を目指して一歩、一歩進む

11日に戸田球場でランニングをする寺島。1軍昇格を目指して一歩、一歩進む【拡大】

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がりを見せているが、プロ野球の開幕(31日)まで3週間を切っている。ヤクルトもオープン戦を重ね、外国人やルーキーら新戦力が活躍している。

 そんな中、ドラフト1位・寺島成輝投手(18)=履正社高=は埼玉・戸田球場で1軍復帰に向け、懸命に汗を流している。沖縄・浦添キャンプ中の2月11日のキャッチボールの際、左太もも内側に張りを訴え、同12日に那覇市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、「左内転筋筋膜炎」と診断された。同13日から2軍での調整が続いている。

 「しっかりと段階を踏んでいます。試合で投げることが一番。できるだけ早く1軍に合流できるようにしたい」

 こう力強く語った左腕。現在は全体練習に合流。ブルペンに数回入り、復帰に向けて歩を進めている。高校時代も多少の張りなどを訴えたことはあったが、これだけの期間、実戦感覚から離れるのは初めてだという。

 「ドラフト1位でとってもらっている。戦力として考えてもらっているので、けがをしたら駄目だなと」

 大きな期待を受けて入団してきただけに、悔しさはある。だが「このけがをプラスに」と寺島は前を向く。目標に掲げていた「開幕1軍」は絶望的だが、先を見据える。

 「ちゃんとチームに貢献できるように。戦力になりたい」。見守る赤堀2軍投手コーチは「だいぶよくなっている。順調です。どんどん投げられる状態になって、よくなっていけば」と回復ぶりを説明した。

 「1軍の雰囲気の中でやりたいというのはあります。チームに貢献したい」とドラ1左腕。決して焦らず、地を固め、目指すは1軍のマウンド。寺島は一歩一歩確実に前に進んでいる。(赤尾裕希)

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