2017.3.8 13:00

【球界ここだけの話(838)】WBC3度目の世界一を目指す日本・青木はすでに“吉兆”を見ていた

【球界ここだけの話(838)】

WBC3度目の世界一を目指す日本・青木はすでに“吉兆”を見ていた

7日のキューバ戦で一回、二塁打を放つ青木

7日のキューバ戦で一回、二塁打を放つ青木【拡大】

 日本にとって、2大会ぶりの世界一を目指す第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が始まった。メジャーリーガーとして唯一、参加しているのがアストロズ・青木宣親外野手(35)だ。開幕戦のキューバ戦(東京ドーム)では「3番・中堅」で先発出場し、4打数1安打。一回に左越え二塁打を放ち、その後先制のホームを踏み、守備でも活躍した。

 さかのぼること、9日の2月27日(日本時間28日)。青木には“吉兆”が見えていた。米フロリダ州のオーランド国際空港で日本へ出発する直前だった。

 「(前夜は)けっこう寝た。9時間くらい」

 たっぷり寝て、何か夢はみましたか? そう聞くと「夢? うーん…」と考え、ニヤリ。そして、機転を利かせて答えてくれた。

 「そうね、世界一になる夢をみたよ」

 そういうと、手を振って搭乗ゲートへ向かった。改めてWBCでの目標を再確認し、自分に言い聞かせるような一言だった。

 出発地、オーランドという地域は広大なディズニー・リゾートがあることで有名。街にはミッキーマウスのモニュメントがあり、送電線の大きな柱でさえ、ミッキーの丸い顔と丸いふたつの耳を形取っているほど。そんな「夢の国」といわれるディズニーランドにほど近い空港で世界一奪還への夢を言葉にして、航空機に乗り込んだ。

 「あとはやるだけ」

 侍ジャパンでは最年長。2006、09年の世界一連覇を知る精神的支柱でもある。「言霊」という声に出した言葉に力が宿る考え方が日本にはある。青木のみた夢、声に出した「世界一」が正夢になることを祈り、応援している。(山田結軌)

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