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【球界ここだけの話(837)】WBCキューバ代表・セペダは今も巨人・坂本勇のバットを使い続ける

【球界ここだけの話(837)】

WBCキューバ代表・セペダは今も巨人・坂本勇のバットを使い続ける

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サンスポ記者の球界ここだけの話
3日のオリックス戦の一回、打席に立つキューバのセペダ

3日のオリックス戦の一回、打席に立つキューバのセペダ【拡大】

 きょう7日から、いよいよワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグB組(東京プール)が開幕する。

 6日、東京ドームで開催された公式練習の取材に行ってきた。三塁側ベンチ前で「ヘイ、アミーゴ!!」と笑顔で語りかけてきたのは、2015年まで巨人に所属していたフレデリク・セペダ外野手(36)だった。

 14年から巨人で2シーズンを過ごしたセペダは15年限りで退団。古傷の右肘側幅靱帯(じんたい)の再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、現在は母国のサンクティスピリテゥスでプレーしている。今も巨人時代のミズノ製打撃用レガーズを愛用し、「最高の友達だ」という坂本勇にもらったマスコットバットは松ヤニで真っ黒に汚れても使い続けている。

 キューバ政府が海外移籍を正式に容認した第1号選手。日本とキューバ野球の架け橋となった。巨人で結果を残すことはできなかったが、2軍に落ちても、ひたむきに練習を続ける姿は若手の手本となっていた。

 14年オフ、同じくキューバ出身のアンダーソンとともに巨人選手が使い古した野球道具をコンテナいっぱいに詰め込み、物資が不足している母国の後輩や少年たちに配ってまわった。昨年、巨人に所属したキューバ選手が相次いで帰国途中に亡命したが、セペダのことを悪くいうチーム関係者に会ったことはない。

 「去年は何位だったんだ? 2位? 巨人は優勝しなければいけないチームだから、みんな悲しんだろうね。大田がファイターズにトレードされたらしいな。早坂さんは元気かい?」。お世話になったスペイン語通訳の近況まで心配していた。

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  • 2日、京セラドームで談笑するセペダ(左)とデスパイネ
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