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【球界ここだけの話(835)】スイッチヒッター挑戦中!阪神・大和の未来は高橋慶彦? 和田豊? それとも?

【球界ここだけの話(835)】

スイッチヒッター挑戦中!阪神・大和の未来は高橋慶彦? 和田豊? それとも?

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
先月26日、高知ファイティングドッグス戦の七回に適時打を放った大和。その未来は?

先月26日、高知ファイティングドッグス戦の七回に適時打を放った大和。その未来は?【拡大】

 昨年亡くなられた名伯楽・山本一義さんがサンケイスポーツ評論家だった頃に聞いた話がある。

 「スイッチヒッターに転向する打者は、人の2倍練習する必要があるって言われてるやろ。あれはウソじゃ」

 監督経験もあり、阪神・金本監督をはじめ数々の大打者を育てた名コーチの言葉に、若き日の記者はマヌケな答えをする。

 「ということは、持って生まれたセンスがあるかどうか、ですか?」

 怒られた。

 「バカタレ。2倍じゃ足りん。3倍、いや4倍以上練習せんと一人前になれん!ということや」

 その信念の集大成が高橋慶彦(前オリックス打撃コーチ)だった。広島で現役だった1979年、いまなお、さん然と輝く33試合連続安打の日本記録を達成したスイッチヒッターの先駆者が、常軌を逸した練習量から生まれたことは伝説として語り継がれる。

 「殺されるかと思ったもんや」

 ヨシヒコさんは今だから笑って振り返れるという。だから、なのか、ヤマピンさん魂を継承したヨシヒコは、スイッチに挑む若者にとても厳しかった。阪神時代の90年代前半、スイッチヒッターの若手がフリー打撃でフライを打ち上げただけで怒った。

 「スイッチのホームランバッターになるつもりか? そんな打者が日本におるか?」

 そう言いながら、熱烈指導を開始。簡単にスイッチ転向と原稿を書いていた自分が恥ずかしくなるほどの“熱さ”。その道の果てしなさを感じたものだ。

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