2017.2.17 13:00

【球界ここだけの話(820)】ヤクルト残留を決めた中継ぎ右腕・松岡、目指すは故郷・熊本での凱旋登板

【球界ここだけの話(820)】

ヤクルト残留を決めた中継ぎ右腕・松岡、目指すは故郷・熊本での凱旋登板

宮崎・西都の室内練習場で練習をするヤクルト・松岡

宮崎・西都の室内練習場で練習をするヤクルト・松岡【拡大】

 復帰して故郷に帰る-。ヤクルト・松岡健一投手(34)は腰痛のため、2軍の宮崎・西都キャンプで調整している。現在はネットに向けての送球も開始し、着実に1軍復帰へ歩を進めているが、そんな右腕を支えるのが故郷・熊本での凱旋(がいせん)登板の実現だ。

 「4月18日に合わせないとね。そこが俺の『開幕』にできるようにしたい」

 2016年4月14日。熊本の地を大地震が襲った。松岡の母校、九州東海大(現在は東海大に統合)も大きな被害を受けた。そんな大震災から約1年後の4月18日、ヤクルトは熊本で巨人と対戦する。

 昨年12月26日、27日には震災復興を目的とした野球教室が熊本で行われ、松岡も参加した。「野球教室に行って、子供たちと知り合って、仲良くなった子供たちもいる。野球をやっているところを見てほしい、という気持ちはある」。大きな被害を受けながらも負けずに立ち上がり、真剣なまなざしで野球に取り組む子供たちに34歳の右腕は胸を打たれた。

 「入団した年(2005年)と次の年(06年)も熊本で試合があったと思うんだけど、そのときは熊本に行けていない」。プロ13年目のベテランでも故郷での“凱旋(がいせん)登板”は経験していない。松岡は昨季、53試合に登板し、2勝1敗で防御率3・74。50試合以上に登板したのは2011年以来(63試合)、5年ぶりだった。

 昨季は国内フリーエージェント(FA)権を獲得。昨年11月中に残留することを決めた。

 「高校生のときに野球をやっていたグラウンドで、もう一度野球をやるのはどんな気持ちなんだろう」と松岡。目指すは4月18日の巨人戦。万全の状態で熊本のファンにマウンドでの雄姿を見せる。(赤尾裕希)

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. ヤクルト
  5. 【球界ここだけの話(820)】ヤクルト残留を決めた中継ぎ右腕・松岡、目指すは故郷・熊本での凱旋登板