2017.2.14 13:00

【球界ここだけの話(817)】日本球界に再挑戦の日本ハム・村田、まずは巨人時代にかなわなかった1軍初勝利が目標だ

【球界ここだけの話(817)】

日本球界に再挑戦の日本ハム・村田、まずは巨人時代にかなわなかった1軍初勝利が目標だ

日本ハム・村田

日本ハム・村田【拡大】

 約1年前、メジャー昇格を目指し、思いを固めていた青年に話を聞いていた。当時はインディアンスのマイナー選手として米球界に挑戦していた村田透投手(31)=現日本ハム=だ。

 「頑張れば、もう少しでメジャーに手が届くかもしれない。自分なりの手応えもありました」

 2015年オフに日本球界からも獲得オファーはあったようだが、記者にこう語り、16年シーズンも米国での挑戦を決めていた。しかし…。30歳を迎える年齢などで、チャンスの多くは若い選手に流れた。

 村田は本格派右腕として、08年の大学・社会人ドラフトで大体大から1位で巨人に入団。3年で戦力外通告を受けると、11年から6年間を米国で過ごした。15年には1試合だけながら、念願のメジャーのマウンドに立った(6月28日対オリオールズ=ボルティモア)。昨年3月には、メジャーのオープン戦にバックアップメンバー(故障者が出たり、投手が不足したりした場合の控え)として招へいされたこともあった。

 それでも、1年を通じてメジャーのマウンドに立つ目標はかなわなかった。そして、今季。日本球界で再挑戦する決意をした。

 「チームメートやコーチの方々、スタッフやいろんな人が声をかけてくれて、溶け込みやすくしてくれている。実戦が多くなるので、そこで結果を出せるように状態を上げていきたい」

 約2週間、日本ハムの米アリゾナ州ピオリアでのキャンプを終えた。実はインディアンス時代を含め、7年連続のアリゾナキャンプだ。ブルペン投球や紅白戦でつかんだ手応えと課題を考えながら、2次キャンプが行われる沖縄・名護に移動。先発ローテーション入りへアピールを続ける。

 「結果を残していくしかない」。日本で3年、米国で6年、ことしが10年目。まずは巨人時代にかなわなかった1軍初勝利が目標だ。日本での新たな挑戦の成功と、充実感のある新生活を祈っている。(山田結軌)

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