2017.1.22 08:49

球場など「ノゾミ」と命名…強制収容75年で記念式典

球場など「ノゾミ」と命名…強制収容75年で記念式典

「ノゾミ・パーク」に設置されたパネルで、強制収容当時の自身の写真を指さす銭村健三さん=米アリゾナ州チャンドラー(共同)

「ノゾミ・パーク」に設置されたパネルで、強制収容当時の自身の写真を指さす銭村健三さん=米アリゾナ州チャンドラー(共同)【拡大】

 第2次大戦中の米国政府による在米日本人と日系米国人の強制収容が始まった1942年から、ことしで75年になることから、強制収容所が近くにあったアリゾナ州チャンドラー市が21日、野球場3面とプールなどの総合運動施設を「ノゾミ・パーク」と命名し、記念式典を行った。

 収容所で許された野球が日系人の「望み」だったことにちなんだ。式典には収容所内でプレーし、戦後はプロ野球広島にも在籍した銭村健三さん(89)が招待され「15歳で閉じ込められて絶望したが、野球が希望になった。夜中に配水管から水を盗んで外野にまき、芝生を育てた」と当時を回想した。

 施設の一角には強制収容の実態を記した常設パネルも設置された。同市のティブシュリーニー市長は「75年前に起きたことは米国のつらい歴史だが、愛するアリゾナにも収容所があったと知ることは重要」とあいさつした。(共同)

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