4回、黒田(手前)との対決で右飛に倒れる阪神・福留=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎(撮影・吉澤良太)
黒田博樹氏との対決で遊ゴロに倒れる広島・新井(右)=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎(撮影・吉澤良太) ギャラリーページで見る 名球会フェスティバル2017が15日、宮崎市のサンマリンスタジアムで行われ、東西対抗戦で、東軍先発のソフトバンク・工藤公康監督(53)は降板後は右翼を守り、好プレーで場内を盛り上げた。
前へ後ろへ、外野を誰よりも走り回ったのは名投手だ。ソフトバンク・工藤監督が二刀流の大ハッスル。先発の後は右翼を守り、予想以上の軽快な動きを披露した。
「守っていたところがよかったよね」
思わずポジショニングを自画自賛した。2回を投げた後に野手不足により、ヘッドコーチ役の張本勲氏から「いけるか」と頼まれた。「高校以来」という右翼。一死一塁で谷繁元信氏(中日前監督)が放ったライナー性を前進してキャッチすると、四回一死では阪神・福留の大飛球だ。
「福留くんは現役だし、後ろに守っていてよかった」
フェンス際の打球に悠々追いついた。実は1991年の球宴で左翼を守った経験あり。「あとはセンターだけだね」。野球勘はやはり一流。本職の投球は一回にまさかの5失点も、二回に見せ場を作った。無死満塁で広島・新井を投ゴロ併殺。無失点で終えた。
「シンカー系で狙い通りのゲッツーだね。自分のところに飛んでくるとは思わなかったけど」
球場を駆け回る姿は、まもなく同じ宮崎で始まる春季キャンプさながら。体も勘もさえる鷹の指揮官の2017年が楽しみだ。(安藤理)