新外国人獲得、トレード、極めつきは陽獲りに参戦の表明が同じ日に重なった。囲み取材後、堤GMは「一度にすみません。意図してこの日にかぶせた訳じゃない」と笑ったが、巨人の本気度を物語っていた。
『育成』と『常勝』の間で大きな舵を切った。昨季は静かなオフを過ごし「自前の選手で勝ち抜いてほしいという部分も強かった」(同GM)というが、若手の台頭は見られなかった。「補強ポイントや弱点を一枚一枚埋めている段階」。大型補強は必然だった。
今オフ、選手からは「FAはまだ獲るの?」「外国人はどう?」という声が聞こえた。血の入れ替えは、伸び悩む若手の刺激にもなる。「育てながら勝つ」から、「勝ちながら育てる」へ。来季は真価が問われる年になる。 (巨人担当・長崎右)