投球フォームを教える長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督=千葉・佐倉市 長嶋茂雄・巨人終身名誉監督(80)の野球教室が13日、出身地である千葉・佐倉市の岩名運動公園で開催され、長嶋氏は同市少年野球連盟に加盟する20チームの小学生504人と交流した。
3年連続となる野球教室は、同公園内にある長嶋茂雄記念岩名球場が改修中のため、隣接する陸上競技場での開催。長嶋氏はニット帽に薄茶のジャケット姿で登場し、開講式では3年目で初めて自らマイクを握って「時間の許す限り、大いにやってください」とエールを送った。
講師として巨人監督時代のまな弟子である中畑清(62)、松本匡史(62)、角盈男(60)、篠塚和典(59)、定岡正二(59)、元木大介(44)の6氏が参加。長嶋氏はバッテリー、内野、外野に分かれての指導を見て回り、少年少女たちに「分かったー?」「ハーイ、OK」「いいボールだよ」などと笑顔で声をかけた。
合間には報道陣とも談笑。前日の侍ジャパンの強化試合(対オランダ)で日本ハム・大谷が放った特大本塁打について「すごいねー。ああいう選手が出てくると、(子供たちは)夢を持つね。親も一生懸命だよ」と感想を語った。
佐倉市少年野球連盟所属チーム出身の選手として、今年は重信慎之介内野手(23)が巨人に入団。今秋のドラフトでは島孝明投手(18)=東海大市原望洋高=がロッテから3位指名、小林慶祐(24)=日本生命=がオリックスから5位指名を受けた。
5人の講師が巨人のユニホームを着て指導する中、中畑氏は昨年まで監督を務めたDeNAのユニホーム姿で初参加。「何か恩返しがしたかった。長嶋さんは、地元の子供たちが、これだけ集まってくれたことを一番喜んでいる。長嶋さんという存在を自覚した上で、この中から1人でも2人でもプロ野球選手が出てほしい」と語った。