紅白戦で登板する阪神・石崎=安芸市営球場(撮影・森本幸一) 阪神安芸秋季キャンプ(10日、安芸タイガース球場)課題をひとつ、克服した。3年目の今季に自身初の10勝をマークした阪神・岩貞祐太投手(25)が、紅白戦に紅組で先発し、今キャンプ初実戦で満塁斬り。今季、何度も苦しめられたピンチをしのぎ、成長した姿を見せつけた。
「クイックで走者がいる状況だったんですが、思っていた以上に投げられましたね。(満塁の意識は)前はありましたけど、今はないです」
もう苦手意識はない。無死一塁の設定で開始された一回。安打や四球などでいきなり二死満塁とされたが、5番の陽川を外角直球で、見逃し三振に斬った。今年は6月3日の西武戦(甲子園)でメヒアに満塁弾を浴びるなど満塁での被打率は・474(19打数9安打)と打ち込まれ、夏場の失速につながったが、もう心配はいらない。
新球のスローカーブも1球試すなど、2回を1安打無失点。「幅をもたせることで、真っすぐも生きてくる。1つの課題にしていきたい」。満塁克服の次は、変化球の精度向上に取り組む。 (西垣戸理大)