2016.10.20 05:01

履正社高・寺島、人生変える1日へ「楽しみがあります」

履正社高・寺島、人生変える1日へ「楽しみがあります」

履正社高の二枚看板、寺島(右)と山口にもプロの注目が集まる

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 プロ野球のドラフト会議は、20日午後5時から東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれる。

 マウンド上と変わらない平常心。制服姿の履正社高・寺島は自然な笑顔をのぞかせた。その胸には運命の一日への期待感が混じっていた。

 「(心境は)いつもと変わらない。普段通りで、これといった感情はないです。でも人生に関わるので、楽しみがあります」

 新たな野球人生のスタートが決まる日を前に、クラスメートからは希望球団をたずねられたりする。それでも決まって「『どこでもいい』と言います」と、野球の神様に与えられた道を突き進む決意は固い。

 ドラフト会議の翌日からは中間テストが始まるため、現在は本格的な練習は行っておらず、勉強の合間に軽い走り込みを行うなどして体作りを行っている。岡田監督からは「(プロに)入るかどうかが決まるだけ。『いざ、やるぞ』となったときに動けるようにしておくように」とアドバイスをもらっている。

 広島・黒田が前日18日に今季限りでの現役引退を表明した。23歳年上の日米通算203勝右腕の決断を受け、高校ナンバーワン左腕は「そういうすごい人たちに近づきたい」とレジェンドを目指す思いは募るばかりだ。同じ大阪府出身の大投手と入れ替わる形でプロの世界に足を踏み入れる寺島。運命の日がいよいよやってきた。 (須藤佳裕)

寺島 成輝(てらしま・なるき)

 投手。1998(平成10)年7月30日生まれ、18歳。大阪府出身。2歳で東京へ移り、国分寺スカイホークスで軟式野球を始める。小3で大阪に戻り、小4から硬式の茨木リトルリーグでプレー。茨木東中では箕面ボーイズで3年時に世界少年野球大会で優勝。履正社高では1年夏からベンチ入り。今夏の甲子園では3回戦で常総学院高に敗れた。1メートル83、86キロ。左投げ左打ち。

  • ドラフト前日の取材を受ける履正社・寺島=履正社高校(撮影・松永渉平)
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