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【広島OB小早川毅彦】毎試合「最後になってもいい」右肘不安も投げ続けた黒田

【広島OB小早川毅彦】

毎試合「最後になってもいい」右肘不安も投げ続けた黒田

引退会見に臨む広島・黒田=広島市中区(撮影・鳥越瑞絵)

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 黒田の今年の投球を見る限り、来年も十分に現役でやれると思う。それでも引退を決めたのは、よほど肉体的につらくなり、精神力だけでは補えなくなったのではないだろうか。

 2008年に米大リーグ、ドジャースへ移籍する前の2年間、私は広島の打撃コーチとして、ともに戦った。渡米前は3年連続で2桁勝利を挙げていたが、右肘の状態が万全でないことはチーム内では周知の事実。それなのに、ド軍では中4日のローテーションを守って投げ続けた。渡米した際に「体が強くなったのか?」と尋ねると「毎試合、最後の試合になってもいいと思っています」との答えが返ってきた。

 右肘の不安を抱えながら、よく10年間も投げ続けたものだ。いつでもユニホームを脱ぐ覚悟をしながら、カープのため、ファンのため、お世話になった人たちのために頑張ったのだろうと思う。

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