2016.10.18 20:53

広島・新井、黒田に日本S前の引退発表を進言していた「最後の勇姿の焼き付け方が違う」

広島・新井、黒田に日本S前の引退発表を進言していた「最後の勇姿の焼き付け方が違う」

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移籍・退団・引退
会見後の囲み取材に応じる広島・黒田(左)=広島市中区(撮影・鳥越瑞絵)

会見後の囲み取材に応じる広島・黒田(左)=広島市中区(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 プロ野球広島は18日、日米通算で203勝を挙げている黒田博樹投手(41)が今季限りで引退すると発表した。

 引退を発表した黒田とともに、大黒柱として広島を支えた2歳年下の新井は「最も影響を受けた先輩。出会っていなかったら、今野球をやっていなかったかも」と感謝の思いを口にした。引退については「2人でちょくちょく話していた」そうで、現役続行を懇願したというが「ぼろぼろでマウンドに上がるのを一番近くで見ていたので」と盟友の決断を尊重した。

 日本シリーズ前の発表を進言したのも、新井だった。決断を明らかにするタイミングを悩んでいた黒田に「ファンも(引退を)知っているのと知らないのでは、最後の勇姿の焼き付け方が違うから」。自らの故郷広島で大エースとして活躍した黒田を「ファン目線で見てしまう」という新井ならではの助言だった。同じユニホームでグラウンドに立てるのはシリーズが最後。「一日一日、瞬間瞬間を大事に過ごしたい」と実感を込めた。

 緒方監督は就任1年目に黒田が復帰し「2年間一緒に戦えて光栄。クロのおかげで優勝できた」とねぎらった。女房役の石原は「200勝と25年ぶりの優勝と、特別な時に(球を)受けさせてもらった」としみじみと言い、中崎は「最後までしっかり勝って送り出したい」と恩返しを誓った。

黒田博樹投手の話「優勝が決まってから(引退を)本格的に考えだした。日本一という形で恩返しできるように選手一丸となって日本シリーズを戦っていけたらいい。今までも最後のつもりで常にマウンドに上がってきた。最後はけがを恐れず、目いっぱい投げたい」

  • 引退会見に臨む広島・黒田=広島市中区(撮影・鳥越瑞絵)
  • 引退会見に臨む広島・黒田=広島市中区(撮影・鳥越瑞絵)
  • チームメートにあいさつする広島・黒田。今季限りでの現役引退を表明した=広島市のマツダスタジアム
  • チームメートにあいさつする広島・黒田。今季限りでの現役引退を表明した=広島市のマツダスタジアム
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