北條(左)と話す阪神・金本監督=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也) 阪神秋季練習(15日、甲子園)阪神・金本知憲監督(48)が速球に弱い若手野手の打力強化に乗り出す方針を明かした。
陽川、横田は入団時から半速球には対応できる能力はあったが、ボールをとらえる感覚が少し遅れていた。中谷、江越は、速球を苦手にしているとは思わない。打席に立つまでの準備が足りない。狙い球を絞り切れないから、1軍レベルの投手の速球を打ち崩せない。江越は、打席での迷いからフォームまで崩してしまった感じだ。
速球に対応すべくスイングスピードをつけるのは大前提だが、あとは慣れの問題。打撃マシンのスピードを上げるのも一つの手だが、それよりも距離を縮めるほうがいい。始動してからボールを捉えるまでの一連の動作をスピードアップさせるには有効な手段だ。
打撃練習でも直球だけでなく、変化球を混ぜて、打席で考える習慣を身につける。秋季キャンプでは、シート打撃などの機会を増やすなど、より実戦を想定したメニューを増やすことも必要だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)