8回 広島・新井の邪飛をダイビングキャッチするDeNA・梶谷=マツダスタジアム(撮影・矢島康弘) (セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦、広島0-3DeNA、広島3勝1敗、14日、マツダ)DeNAがファイナルステージ初勝利を挙げた。四回にエリアン・エレラ内野手(31)が先制2ランを放ち、五回に左手薬指を骨折している梶谷隆幸外野手(28)が右前適時打。梶谷は八回のピンチでも気迫のダイビングキャッチでチームを救った。先発の井納翔一投手(30)は7回3安打無失点と好投。救援陣も得点を与えず、完封リレーで逃げ切った。
勝つしかない一戦で梶谷が燃えた。2点リードの五回に適時打を放ち、「次の1点が大事になると思っていましたし、ゴウ(筒香)が目の前で歩かされたので気合が入ってました!」とコメントした。圧巻は八回の守備だ。二死満塁のピンチで新井のファウルゾーンへの飛球をダイビングキャッチ。痛みのためしばらく倒れこんだが、気迫のプレーでチームを救った。
先発・井納も腕を振った。「悔いのないように」と臨んだマウンドで、好調の広島打線を沈黙させた。ヒーローインタビューで「シーズン中は(相手の)2、3番を抑えているんで、強気で向かっていきました」と胸を張り、「奇跡って言われるかもしれないけど、4連勝して日本シリーズに行きたいです」と前を向いた。
「井納は信じられないような投球をしてくれた。選手たちは勝つために最後まで戦ってくれた。大きな一勝になった。一試合一試合やっていく」
「何とか3人で抑えたいという気持ちで入ったことが、結果に結び付いた」