2016.9.28 08:00

【佐野慈紀のピッカリ診断】短いイニングなら岩崎のほうが能見より球の勢い、キレとも上

【佐野慈紀のピッカリ診断】

短いイニングなら岩崎のほうが能見より球の勢い、キレとも上

 (セ・リーグ、阪神4-3ヤクルト、25回戦、12勝12敗1分、27日、甲子園)この日最大の収穫は岩崎にセットアッパーの適性があることが証明されたことだ。速球は最速146キロをマークした。坂口、バレンティンらから高めの直球で空振りが取れたことは、岩崎本人も自信になったはずだ。

 もともと、球速以上に打者の手元で伸びるのが特徴だったが、先発だと100球前後になると球威が落ちて痛打されるパターンの繰り返しだった。明らかに先発よりもリリーフ向きだ。私の現役時代にロッテのセットアッパーとして活躍した河本育之のような球筋だった。

 能見もリリーフ転向プランがあるようだが、短いイニングなら岩崎のほうが球の勢い、キレともに上だ。クローザーも任せられるのでは、と思わせるような直球の威力だった。

 課題は、連投のできる体力があるか、失敗しても次の日に気持ちを切り替えられる精神力があるか、だろう。これさえクリアできれば「八回の男」は、十分務まる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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