2016.9.23 08:00

【八木裕 神眼スコープ】虎・藤浪は投球フォーム&リリースの安定を

【八木裕 神眼スコープ】

虎・藤浪は投球フォーム&リリースの安定を

 (セ・リーグ、広島1-4阪神、25回戦、広島18勝7敗、22日、マツダ)藤浪は、いつもに比べて(最速153キロと)直球の球速は出ていなかっのに広島の打者は差し込まれていた。スピードガンの数字以上に打席で速く感じていたのではないか。

 理由は、はっきりしている。藤浪の悪いときは右肩に余計な力が入ってしまい、リリース時にボールにうまく力が伝わらない。だから球速は出ても打者の手元で伸びず、簡単にバットの芯に当てられてしまうことが多かった。

 この日は明らかに違った。力みもみられず、バランスのいいフォームで投げられていたからだ。リリースポイントも安定して制球も乱れることがなかった。私が驚いたのは七回二死一、三塁。代打・新井の3球目(ファウル)だ。内角低めに構えた梅野のミットのところに、149キロの直球はコントロールされていた。というのも、狙って内角低めに投げている藤浪の姿が、あまり記憶にないからだ。

 打者目線で言うなら150キロ台の速球でもキレがなければ攻略するのは難しくないし、甘く入れば対応できる。来季に向けての課題として、投球フォーム&リリースポイントを安定させることに尽きる。今オフは、キャッチボールから真剣に取り組んでほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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