(セ・リーグ、阪神3-1DeNA、22回戦、阪神14勝7敗1分、4日、甲子園)高山、原口の若虎に救われた。鳥谷が3度の得点圏でいずれも凡退。八回の逆転劇がなければ最下位転落の戦犯だった。
「それはそっち(報道陣)で判断してください」
相手先発は左腕の今永だったが、新天地の「三塁」で2試合連続スタメン。先発を外れるひとつの要因だった対左腕への弱さを払拭したいところだったが…。
聖地をため息に包んだのは1点を追う七回だった。先頭の原口が左前打。ベンチは狩野に送らせ、一死二塁して鳥谷を信じることにした。ところが内角高めの直球に二ゴロ。二回一死一、二塁でも二ゴロ、八回二死一、三塁でも二飛と凡退し、4打数無安打。兆しはなかった。
片岡打撃コーチは「ひとつ言えるのは、逆方向への安打が少ない。捉えたのが正面につく」と指摘。その上で遊撃からの転向について「宮本(慎也、元ヤクルト)も石毛さん(宏典、元西武など)も三塁で選手寿命が延びたり、見る角度が変わったりしてね。いいところもある」と、新たな引き出しにするよう求めた。
急造とはいえども、三塁守備には金本監督も「さすが」とうなる。だからこそ、いつまでも、今季の鳥谷ではダメだ。 (阿部祐亮)