5回、左中間へ逆転の3点本塁打を放つ広島・新井=神宮球場(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、ヤクルト2-5広島、21回戦、広島14勝7敗、2日、神宮)
若松「マジック点灯から8勝1敗。広島は止まらないな」
野村「勢いを感じます。投手戦になるかと思いましたが、五回の新井の一発が効きましたね」
若松「見送ればボールだよ。うまくすくうように運んだが、ベテランでないと打てない」
野村「シンカーかスライダーでしょうが、あの低めを本塁打にされたら、石川もお手上げです」
若松「打線もいいが、広島は中継ぎと抑えがしっかりしている。先発投手も五回か六回まで投げれば大丈夫と考え、思い切り勝負できる」
野村「1カ月近く勝てなかった野村に6試合ぶりに白星がついたのも大きいです」
若松「これでジョンソンと並んで13勝。チーム内で刺激になる」
野村「はい。ただ気になる点もあります。野村はチェンジアップ、シュートなど変化球主体で直球が少ないことです」
若松「確かに変化球は持ち味だが、石原のサインに首を振る場面も多かった」
野村「変化球主体もいいですが、そろそろ先を見据え、パ・リーグ対策を考え始めてもいい時期です」
若松「パ・リーグの強打者はどんどん振ってくるからね」
野村「はい。だからこそ、内角高めのつり球など直球もあると相手に意思表示をすることが大事。直球が増えれば、武器である変化球はもっと生きるはずです」