黒星に試合後の広島ベンチはさすがに元気がない。ただ、巨人が負けてマジックは「13」に減った(撮影・岩川晋也) (セ・リーグ、中日7-5広島、19回戦、広島12勝6敗1分、28日、ナゴヤD)広島は最下位・中日に継投ミスで小休止。六回に先発のヘーゲンズが3点を失い、なお二死満塁。ここで2年目の薮田に代えたが、堂上に甘いカットボールを左翼席に運ばれた。
「また地元に戻って頑張っていきたい。(ヘーゲンズの)先発、中継ぎというところは、見極めていかないといけない」
緒方監督はこう語って足早にバスに乗った。
先発転向したここ2試合で、計11回を投げて1失点しかしていない助っ投が六回、突然崩れた。先頭の杉山に四球を出すと大野に犠打を決められ、大島にはまた四球で一死一、二塁。そこから三連打に犠飛、またも四球と止められなかった。ここで交代した薮田がいきなり満塁弾。もう少し早めに手当てができなかったものか…。
「六回は先頭への四球が痛かった。ヘーゲンズには7回はいってほしかったけど、四球から球数が増えてしまった」と畝投手コーチ。先発を引っ張りたい理由もある。一岡は25日から3連投。今村やジャクソンも登板が続く。中継ぎ陣を少しでも休ませたいチーム事情が裏目に出た。ヘーゲンズは次回も先発予定ながら、長いイニングを投げられないとなると、再転換の可能性も浮上する。