同点としたあとの二死一塁から、右翼線三塁打を放った丸(撮影・矢島康弘) (セ・リーグ、巨人4-6広島、21回戦、巨人11勝10敗、25日、東京D)鯉党の歓声がドームにこだまする。キク・マルの活躍で2位巨人をうっちゃった。広島は今季38度目の逆転勝利で貯金は最多の26。マジックは一気に2つ減って「18」となった。
「三塁に(走者が)いたので、形はどうでもいいと思った。最後は執念です」
九回二死から同点打を放った菊池だ。序盤4点のビハインドを六回から1点ずつ返して1点差まで迫った九回。代打・松山が中前打。代走の赤松を代打・西川が送り、田中の二ゴロで二死三塁となって打席に入った。
カウント0-2から沢村の真ん中高め151キロを引っ張る。三塁線を抜けようかという当たりは村田に好捕されたが、一塁に頭から突っ込んで余裕のセーフ。同点に追いついた。
「前に打っていたので」。8月7日の巨人戦(マツダ)、6-7の九回二死走者なしから沢村から同点ソロを放ち、大逆転の足がかりを作っていた菊池は、追い込まれても余裕があった。