木更津総合先発の早川隆久=甲子園球場(撮影・山崎冬絋) 第98回全国高校野球選手権大会第7日第1試合(唐津商0-2木更津総合、13日、甲子園)猛暑の続く甲子園で、気温30度に達する前に、けりをつけた。早川がスイスイと2安打完封。プレーボールの午前8時1分から、わずか1時間31分で勝利を手にした。
「きょうは全体的に変化球がよかった。完封できてうれしい」。最速143キロの直球とスライダーが中心の左腕だが、新兵器もさえた。今春のセンバツ後に本格的に使い始めたツーシームを右打者の外角に多く使い、翻弄した。
広島・黒田博樹(41)、DeNA・山崎康晃(23)の両投手がお手本だ。特に黒田の著書『クオリティピッチング』がバイブルだ。「人さし指の使い方とかを参考にしています」。何度も読み返し、大阪入りする前にも復習。「もうボロボロで、どこかのページは破けそう」と苦笑したが、その成果を十分に発揮した。 (峯岸弘行)
「出来は100点に近い。地方大会に比べて一回りも二回りも成長できて、最高の投球です」