ゴメスは3打席連続三振。バットは空を切るばかりだった(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神1-6巨人、15回戦、巨人9勝5敗1分、19日、甲子園)もう復調を待っていられない。鳥谷とともに、いっこうに状態が上向かないゴメスに、金本監督も三下り半を突きつけた。
「(上がり目が)まったく見えないよね。当たらない、バットに」
試合後、あきれたように振り返った。1-6の六回。内海の低めの変化球に空振り三振に倒れたG砲をベンチに引っ込めた。一塁に送ったのは、外野手の中谷。ビハインドの展開で、確実に九回までにもう1回打席が回ってくる状況での交代。そんな選手、もはや「助っ人」とは言えない。
それほど内容がなかった。二回は見逃し三振。四回は低めの変化球を3度、振り回して空振り三振。当たる気配もなければ配球を考えているとも思えない。「何もないです」とうなだれて引き揚げたゴメスを、指揮官はばっさり斬り捨てた。
「(今後の起用は)そりゃ、もう。考えますよ、そりゃ」
士気にもかかわるだけに、20日のスタメン落ちを示唆した。
期待した3年目。しかしボール球を振り回す悪癖は修正されず、6月には7打席連続三振もあって、19、20日には一度スタメンから外した。7月13日のヤクルト戦(神宮)ではチャンスに代打・原口という非情采配もふるった。それでも相変わらずだ。