5回、2点本塁打を放った広島・新井貴浩=マツダスタジアム(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、広島13-3巨人、12回戦、6勝6敗、12日、マツダ)首位広島が今季最多の19安打で13点を奪い、2位巨人を叩きのめした。先制したのは巨人だったが、優位を保てたのは約30分間。新井が2発5打点の大暴れで、あっという間に鯉祭りとなった。
「早い回に追いつけてよかった。自分のバッティングができました」
まずは0-1の二回。先発・内海から右翼席へ9号ソロを放ち、あっさり同点に。三回一死一、二塁では三遊間を破る勝ち越し打。5-3と追い上げられた五回無死一塁では、相手の反撃ムードを打ち消す10号2ランを再び右翼席へ運んだ。
「右方向に大きいのを打てるのは下半身で振り切れているとき。小手先で打つと行かない。(3年ぶり2桁弾は)ちょっと恥ずかしいですね。まだまだ打てるように頑張っていきたい」
2桁本塁打は阪神時代の2013年(15発)以来3年ぶり。1試合2発も同年5月7日の巨人戦(東京D)以来通算21度目だ。打者一巡で巡ってきた五回二死一、三塁では左翼越えの二塁打で、さらに1打点を追加。打撃好調のチームにあって、ひときわ輝いた。
今季最多タイの13得点を、5打数4安打5打点の背番号25がけん引。これで7月は27打数16安打、打率・593の16打点。あと1試合で球宴休みに入るのがもったいない? ぐらいだ。