びしょぬれになり、ユニホームも乱れた藤田(右から2人目)だがお構いなし。とびきりの笑顔で喜んだ(撮影・土谷創造) (セ・パ交流戦、楽天4x-3広島=延長十一回、3回戦、楽天2勝1敗、12日、コボスタ)楽天は12日、広島最終戦(コボスタ宮城)に延長十一回、4-3でサヨナラ勝ちし、5月17日以来となる5位に浮上した。途中出場した藤田一也内野手(33)が、二死一、二塁で中前に決勝打を放った。
「ベンチに長く座っていたから、そろそろ仕事をしないとね。二走の慎太郎(枡田)が遅いからどうかなと思った」
手荒い祝福を受けたずぶぬれのヒーローが、ジョークで笑わせた。スタメン落ちしたが、絶好機にプロ12年目で初となるサヨナラ打。最高の仕事を成し遂げた。
六回はD2位・吉持(大商大)、D3位・茂木(早大)らの活躍で同点に追いついた。4時間8分の死闘を制し、今季2度目の3カード連続勝ち越しだ。
「若手から刺激を受ける」と藤田。ベテランと呼ぶにはまだ早い。 (広岡浩二)
「(一回に)先頭打者本塁打を打たれたけど、何とか粘って自分の投球はできた」
「岡島さんが(中前打で)つないでくれた。食らいつくことだけを考えた」