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神様川上に並んだ!阿部、光成撃ち二塁打で巨人歴代3位の688長打

神様川上に並んだ!阿部、光成撃ち二塁打で巨人歴代3位の688長打

猛打賞100回以上の巨人選手

猛打賞100回以上の巨人選手【拡大】

 3月の誕生日で37歳になった。首、腰、足首、肩に肘。これまでの故障を挙げればきりがない。体力の衰えも自覚している。前日7日、試合前の巨人ベンチに懐かしい同級生がやってきた。

 「クレヨン慎ちゃん、頼むよ!!」

 大学時代から、日本代表でともに戦ってきた西武・佐藤外野守備走塁コーチに頼まれたのは、「打て」ではなく「打たないで」のお願い。「もう、みんな指導者になった。西武は2人もコーチがいますからね」。名字が同じ阿部打撃コーチも同学年。一緒にプレーしていた面々が続々と現役引退しているが、「まだ現役でやりたい」と時流にあらがい、存在価値をバットで証明し続ける。

 梅雨入り前に湿っていたG打線は12試合ぶりの2桁安打となる12安打7得点と活発化し、連敗を脱出。交流戦の単独首位に立ち、セ首位の広島には1ゲーム差と迫った。「いい形で攻撃ができていた。打つ人が打って、つなぐ人がつないで。いい役割をしてくれていると思います」と高橋監督。阿部とともに、巨人が上昇気流に乗っていく。 (桜木理)

データBOX

 〔1〕巨人・阿部が今季初の猛打賞(1試合3安打以上)。通算100度目となった。巨人の選手で猛打賞を100度以上マークしたのは、今季達成した坂本勇人(100度)に次いで12人目。
 〔2〕六回の二塁打が通算688本目(316二塁打、9三塁打、363本塁打)の長打となり、巨人では川上哲治と並ぶ歴代3位となった。球団最多は王貞治の1315(プロ野球記録)、2位が長嶋茂雄の936。

試合結果へ

  • 六回、打球の行方を見守りながら一塁ベースを蹴る阿部。川上に並ぶ688本目の長打などで勝利に導いた(撮影・桐山弘太)
  • 六回、二塁打を放った巨人・阿部慎之助=8日、西武プリンスドーム(撮影・桐山弘太)
  • 2回、適時打を放つ巨人・阿部=西武プリンスドーム(撮影・桐山弘太)
  • 2回、巨人・阿部が中適時打を放つ=西武プリンスドーム(撮影・矢島康弘)
  • 2回、生還し、内海とハイタッチする巨人・阿部=西武プリンスドーム(撮影・桐山弘太)
  • 2回、村田の中前打で生還しナインに迎えられる二走の巨人・阿部=西武プリンスドーム
  • 6回巨人・阿部がこの日猛打賞となる右二塁打を放つ=西武プリンスドーム(撮影・矢島康弘)
  • 7回、右中間へ2塁打を放つ巨人・阿部=西武プリンスドーム(撮影・小倉元司)
  • 7回、右中間へ2塁打を放ち勢い余って西武・鬼崎に抱きつく巨人・阿部(右)=西武プリンスドーム(撮影・小倉元司)
  • 9回、西武・浅村を見逃し三振に仕留め、雄たけびを上げる巨人・沢村=西武プリンスドーム
  • ヒーローインタビューを受けポーズをとる巨人・村田=西武プリンスドーム(撮影・矢島康弘)
  • 西武に勝利し、内海を出迎える巨人・高橋監督=西武プリンスドーム(撮影・桐山弘太)