金本監督(左)は七回、板山の見逃し三振に天を仰ぐ(撮影・永田直也) (セ・リーグ、阪神1-5ヤクルト、8回戦、ヤクルト4勝3敗1分、8日、甲子園)能見が一回、山田に先制2ランを浴び、終盤には救援陣がダメ押しを許した。しかし、金本監督が敗因に強調したのは、六回まで2安打と沈黙した打線だった。
「打たないと、景気づかない。打って走ってやらないと、のっていけない部分が正直ある」
これで4戦連続6安打以下。この日も公式戦初対戦となったヤクルト先発のD1位・原樹理投手(東洋大)の前に凡打を重ねた。六回まで82球で2安打。3番・鳥谷、4番・福留がともに3タコ。七回途中に高山の適時打でようやく1点を奪って降板させたが、時すでに遅し。将は「(右打者の内の)シュート系もあった。それが気になってね。外のボールをちょっと…だったかも」と、苦々しく振り返った。
相手が崩れてくれないと打てない。ここ2カードで先発から奪った得点は2、7、0、2、5、1。将は「きのう、あれだけ四球(5)をくれて6点。名古屋で吉見のとき(4日・中日戦、9-0)以外は(この2カード)全部2点以内か。そこらへんだよね。のっていけないのは」と嘆く。投手陣がいくら踏ん張っても、打線が点を取らないことには勝てない。