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虎新人史上初!高山、開幕スタメン1番初打席初ヒットで鮮やかデビュー

虎新人史上初!高山、開幕スタメン1番初打席初ヒットで鮮やかデビュー

三回、鳥谷(左)と交錯しそうになり、飛球を落とした高山

三回、鳥谷(左)と交錯しそうになり、飛球を落とした高山【拡大】

 昨年12月28日。母校・日大三高のグラウンドを訪れた。同校野球部の年内最後の練習日。恩師・小倉全由監督への挨拶と同時に、2人の先輩を訪ねた。日大三高が初めて夏の甲子園を制した時の主戦投手・近藤一樹と、日大三高-明大という直系の先輩・山崎福也。母校で汗を流すオリックスの両投手に、プロでの助言をもらう中で“温度差”を埋めてもらった。

 近藤は「ギャップを少なくしてあげたかった」と話す。関西における阪神報道の熱烈さ、ニュースでの扱われ方。関東では感じられないフィーバーぶりを伝えられ、気を引き締めた。

 三回に左飛を取り損ねた失策に「単純に僕のミス。次はないようにしないと」と猛省すると、次戦を見据えた。

 「(初打席初安打は)今知ったくらい。記録は後からついてくるものだと思うし、きょうも意識した訳じゃないので、あしたからも1打席1打席と考えていきたい」

 華々しいデビューにも一喜一憂しない。虎の大物ルーキーは、初勝利へ静かに燃える。 (高瀬悟嗣)

高山について阪神・片岡打撃コーチ「やっぱり1、2番が(安打で)出るとチームに活気が出てくる。また明日からです」

高山の失策について阪神・中村外野守備走塁コーチ「あれは高山が声を出して捕らないといけない。もったいない。(打球に反応していた)鳥谷は関係ないよ。バッテリーに申し訳ない」

データBOX

 ◎…高山が第1打席で左安打を放ち、プロ初安打。阪神で新人選手の開幕1番スタメンでの初打席初安打は2リーグ制以降史上初。ちなみに1972年に「1番・二塁」で新人開幕スタメン出場した中村勝広は第1打席は遊ゴロで、4打数1安打だった
 ◎…阪神のこれまでの新人開幕戦先発出場は72年中村勝、同年望月充、92年久慈照嘉、2001年沖原佳典、04年鳥谷敬、12年伊藤隼太の6人。鳥谷は5打数1安打だった

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  • 一回、大野(手前)から左前打を放った高山。虎史上初のルーキー1番初打席安打となった(撮影・森田達也)
  • 1回、安打を放つ阪神・高山=京セラドーム大阪(撮影・永田直也)
  • 1回、中日・大野の初球を空振りした阪神・高山=京セラドーム大阪(撮影・松永渉平)
  • 安打を放つ阪神・高山=京セラD(撮影・永田直也)
  • 1回、安打を放つ阪神・高山=京セラドーム大阪(撮影・森田達也)
  • 1回、安打を放つ阪神・高山=京セラドーム大阪(撮影・森田達也)
  • 1回、ベンチに戻りナインとハイタッチを交わす阪神・高山=京セラドーム大阪(撮影・永田直也)