「3・25」へ向けたラスト3番勝負。戦いの地・京セラドームのスコアボードに並んだラインアップには、新生金本虎の新たな可能性が凝縮されていた。D1位・高山俊外野手(明大)と20歳の大器・横田。フレッシュな1、2番コンビから始まる超変革打線だ。
「ナゴヤドーム(前日18日)でのタイムリーを見ると高山の6番もいいかなと思うし、3番もありかなと思ったり…。1番も? もちろんもちろん。うん。悩むね」
オリックスに快勝し、オープン戦首位タイに浮上した試合後、金本監督がうれしい悩みを明かした。この1、2番は若手主体だった17日のヤクルト戦に続き2度目(横田の2番は3戦連続)。そしてこの日も、そろってキラリと輝いた。
高山は一回、右中間二塁打を放ち、1番で2試合とも先頭打者二塁打。スタメン11戦連続安打で打率・318だ。「初回に出られたのはよかったです。今はあと2試合、アピールすること」。1番についても「僕の打撃を変えるというのが(首脳陣の)目的ではないと思うので。強く振ることを意識してやっていきたいです」と力強い。
一方の横田は六回二死一、三塁で中前適時打。「(その前の)3打席がダメだったので、切り替えて、真っすぐに張っていました」。首位打者こそ陥落したが、打率・408と驚異の数字を維持している。