2016.3.16 21:08

現金授受発覚のソフトB、長谷川「これまで当然と思っていたことが世間からは異常な行為と受け取られる」

現金授受発覚のソフトB、長谷川「これまで当然と思っていたことが世間からは異常な行為と受け取られる」

 プロ野球で2年連続の日本一を誇る強豪ソフトバンクにも自チームの勝敗に絡んだ「声出し」による現金授受が発覚した。数年前から行われており、既に明るみに出ている巨人、阪神、西武と同様、球界の慣例と世間の感覚との隔たりが浮き彫りとなった。ソフトバンクの三笠杉彦球団統括本部副本部長が「ファンあってのプロ野球」と話したように、17、18日に開かれる両リーグの臨時理事会ではファンの視点からの対応が迫られる。

 ソフトバンクでは勝った場合のみ現金の授受が行われていた。長谷川勇也選手会長は「これまで当然と思っていたことが世間からは異常な行為と受け取られることを感じた」と慣例に問題意識を持たなかったことを明かした。三笠副本部長は「皆さんの慣習や捉え方と合っていない時もある」と述べ、ファンの厳しい声を受け止めた。

 野球賭博問題を調べている日本野球機構(NPB)調査委員会の大鶴基成委員長は「(他球団と)同じようなパターンであれば同じ」と野球協約には抵触しないとの認識を示した。単純に野球賭博と結びつけるのは早計だが、有害行為につながる可能性も排除できない。問題が常態化していたことは濃厚で、シーズン開幕を直前に信頼回復は容易ではない。