現役時代は捕手だったから、どうしても正捕手争いが気になる。目についたのは岡崎だ。6月で33歳。今年が勝負の年というつもりでキャンプに臨んでいる。金本監督から連日、打撃指導を受けるなど、気にかけてもらっている。ここ何年か、2軍の試合さえも使ってもらえない状況が続いていたから発奮するのは当然だろう。
ブルペンで投手の球を受けるのをみてキャッチングがうまくなったと感じた。もともと打者の内角を攻める強気のリードには定評があった。このままいけば、十分チャンスはある。
正捕手候補の梅野も、よく声を出して投手とのコミュニケーション作りに力を入れていた。岡崎のアピールが梅野のモチベーションになっている。小宮山も含め、横一線の争いに原口も加わってくる。首脳陣は、最後まで競争心をあおるだろう。開幕スタメンマスクが決まるのは、オープン戦の残り5試合を切ったあたりではないか。 (サンケイスポーツ専属評論家)